駿台予備学校の口コミ・評判は良いの？

もう４０年前になりますが、そのころ東京大学合格数が圧倒的に多かった予備校です。

予備校の選抜試験のほうが、下手な大学入試より難しかったといわれた程です。



各教科で名物講師がいました。特に英語の「鈴木長十」師（駿台では講師のことを「師」と呼ぶ）

は名物講師の最たるものでした。



彼は高校のランク付けをするのが好きで、「甲子園に出るような高校の出身者は東大に入るのは難しい」と常日頃言っていました。

今だったら差別発言で訴えられるかもしれません。



おかげで、東大には合格できませんでしたが、滑り止めの慶應義塾大学に進学することができました。

（雰囲気）

本気で大学受験に取り組む人が良いため勉強しやすい雰囲気でした。

とりあえず大学に行こうと言う考えの人には合わないと思います。

（授業について）

数段階の難易度によりクラス分けされているため、有名私立大学、国公立大学など自分の目指す大学に合わせた授業が受けられるます。

（テキストに関して）

配布されるテキスト（教科書）は有名大学の過去問を中心に構成されていますので実力が付く半面、そのレベルに達していないと解説を聞いても理解に苦しむと思います。

（目標大学への進学）

現役生の方、浪人生の方の大半はどこかしら大学に合格する方が大半です。現役生の方は自分の希望する大学に入れなかった場合、妥協せずに浪人生を選択する人が大半でした。

浪人生の方も東大、京大レベルを目指す方は他の有名大学に合格していたとしても浪人生を選択する方が大半でした。

早い段階からチューター制度を取り入れている予備校で、若い感性の中でのアドバイスがよかったなぁと印象を持っています。駅から近い、模試の回数がほかの予備校よりも多い、受験票の写真撮影も予備校内でおこなってもらえる、など細かいけど一人ですべてこなさなければならない予備校生にとっては助かるシステムが完備されていて準備がスムーズにできた。予備校内のトイレの数が多かったのも印象に残っています。階層ごとに男女でトイレが分かれていたので、男子の目を気にして列に並んだりしなくても済むため、女子に配慮が行き届いた予備校なんだと感心したのを覚えています。

夏休みや冬休みなどの短期講習のみの通学だったので、すでに講座や教室内の空気感が出来上がっていて、少し通いにくい雰囲気だった。講座の内容は大手だけあって、ポイントや指導方法も的確でよかった。短期講習生へのサポートはほとんどなく、通年で通っている人の方がやはり優遇されやすいのかなと思った。あとは費用がもう少し安ければ、通年で通えて、受験対策ももっと効率よくできたと思うが、家庭の経済状況的にかなわなかったので、その点は残念だった。

大手予備校で何校か主要駅にあり学校から近い校舎と休みの時は自宅から近い校舎とを選んで通いやすいのはよかったです。人気のある先生のクラスは大きな教室で行われていたので黒板が見づらく、満席状態で隣との席が狭くてノートがとりづらかったです。きちんと予習復習できて先生のスピードについていければいいですが、ちょっとでも理解ができなかったときには置き去りになってしまいやすいです。フォロー体制がこまめにあって利用しやすければよかったと思いました。