予備校と塾

大学受験を目指すとなれば、予備校。
最近、多くの予備校がCMを流しているが、そもそも塾と予備校は何が違うのでしょうか。
そして、受験をするならば、どちらが良いのでしょうか?

当ページでは、予備校と塾の違いについて記載していきます。

予備校と塾の定義

その違いは、まずは指導対象にあります。
塾は高校生を対象としている所もありますが、基本的には小中学生対象です。
高校受験から、小学校受験、中学受験と幅広い受験のパターンを扱っています。

予備校の対象は高校生と浪人生のみ、つまりは大学受験専門の勉強をする場所です。
小中学生を対象とする予備校は、現在のところ日本国内にはありません。

予備校講師と塾講師はこんなに違う

そこに所属している講師、彼らにも違いがあります。
塾講師にとって授業とは、その他様々な業務の中のひとつです。

生徒が塾にやってくるまでの時間は、上役であれば、校舎の予算管理や広告チラシの作成、ホームページの更新、保護者会の資料作りなどの付帯業務があります。
下っ端でも清掃活動や備品整理などの業務をこなしています。

しかし、予備校講師は基本的に年間契約の個人事業主。
スクールとの契約内容は、あくまでも「講義する」ことだけであって、他の生徒指導に直接関係ない仕事はありません。

予備校講師は、ある意味で芸能人と同じです。
所謂、人気商売ですから、人気講師になれば高い報酬、それなりならそれなりの報酬しかもらえないという事になります。
結果、指導力というのであれば、予備校の講師は担当教科に関する知識、聞き手を魅了する話術など、プロ中のプロと言えるかもしれません。

塾は授業、予備校は講義

一般的に塾では「授業」と言い、予備校では「講義」と言います。
この指導体制の差異は、教える側と教わる側の関係性。
塾の「授業」では講師が生徒を頻繁に指名して答えさせたり、時間を取って練習問題に取り組ませたり、逆に「講義」は、講師の説明が基本になります。

予備校と塾はどっちがいいのか?

さて、ここまで塾と予備校の違いを見てきましたが、結局のところ、「どちらが良いのか」と言う話をしたいと思います。
とは言うものの、昨今の大学入試の状況の変化から、「一概にこちらが良い!とは言えないのが、正直なところです。
まず、受ける試験の方式から考えてみましょう。

まずは、塾に向く生徒ですが、塾の役割は学校で学んだ学習内容の補助を目的です。
一点でも二点でも学校の成績を上げたい、常の学業成績が重視される試験、推薦入試などの系統の試験を目指す受験生に向いていると言えます。

人数も小規模なので、質問もしやすく、自習にも通いやすい。
他、講師が生徒を見てくれているので、様々な試験形式に対処しやすいというのが利点です。

逆に、実力一発勝負、一般試験の受験を考えているならば、予備校が良いでしょう。
教科別、大学別の入試情報がそろっているため、受験したい大学の試験問題の出題傾向に合わせた学習や受験対策授業を受ける事が出来ます。
模試もありますので、現在の自分のレベルを的確に把握する事が可能です。

予備校と塾の費用を比較してみた

予備校と塾の費用

さて、ここで予備校と塾の費用について比較していきましょう。

塾に必要な費用は?

高校生が支払う塾の費用は、集団塾ならば大体3,000円から4,000円です。
個別指導になると、4,000円から5,000円が相場のようです。

高校3年生の1年間だけ通うとしても、一般入試(センター試験有)で受験するとして、その全ての教科に対策を練るとなれば、センター試験は最大で9科目なので、全ての科目を月4回通った計算にすると144,000円。
12か月ですから、172万8000円が塾の費用として必要となります。

国数英の三教科だけにしても、一年で600,000円前後が必要となります。
あくまでも概算なので、正確な金額ではありませんが、それでも相当な金額が必要になるという風に考えておきましょう。

予備校に必要な費用は?

全国展開もしている有名な予備校と言えば、「駿台予備学校」「河合塾」「代々木ゼミナール」の三校、現在は「東進ハイスクール」が加わって4社が競合している状態です。

一つ、注意しておきたい事があります。
それは、予備校の授業料は、だいたい年間契約であるという事です。

分割して払うとなると、あまり塾での1回あたりの金額と変わりませんが、年でまとめて払ってしまうので、全てを一回で払わなければなりません。
塾は月極契約が主流ですから、途中で状況が変わった場合、金額の増減がありますが、予備校は中々それが難しいと言えます。

これが結構な負担になる事がありますので、注意してください。
最も安いと言われているのが代々木ゼミナールで、現役学生が国英社の3講座を習う場合は、約200,000円となっています。

ついで、河合塾が約400,000円、駿台と東進が約500,000円という金額設定になっています。
ただし、この価格は、あくまで基本講座だけの価格であり、夏期講習や冬期講習、模擬試験や入会金などの値段は含まれていません。

これらの料金を加算すると、最も安価な代ゼミでも約400,000円、他の3社ならば100万円程度は用意しておきたいものです。

大学受験に強い塾・予備校は?

大学受験に強い塾・予備校

大学受験に強い塾・予備校について記載していきます。

大学受験を費用の面から予備校と塾を選択しよう

実績のある塾・予備校は、やはり授業料(費用)は高額になります。
塾は、様々な対処が出来るという点で優れているように見えますが、裏を返すと、これといった特徴がない、強みがないという事でもあります。

反面、予備校講師は、大学受験のみに特化した、経験を持つプロ講師たちと言えます。
彼らの行う授業は、高校の授業では絶対に受けられないものです。

授業料の高さは、そのまま、自信の現れと思ってください。
かといって、「万人が万人に受けるという授業でもない」という事に留意して、まずは、本当に50万も100万も払う価値があるのかをしっかり見極めるようにしましょう。

また、学ぶ内容(進学先の分野)によって金額が変わります。
例えば医学や薬学、農学と言ったような化学・医学の専門分野に進もうと思ったら、年間で100万円では足りないレベルの高額な予備校費用がかかる事もあります。

プロ講師とは言っても、その筋の専門家ではありませんので、どうしても講師の人数が少なく、さらには一人当たりの講師単価も高額になりやすいので注意しましょう。
しつこいようですが、予備校は基本的に年間契約なので、最初にしっかり吟味しておかないと、払ったは良いが通いにくい、通えない、分からないという事になりかねません。

また、費用が安いからOKと言う話ではありません。
安さに惹かれて入学したものの、実力はそうでもないというようなアルバイト講師の集まりの塾だったりする事もあります。

中には、センター試験すら受けた経験がないという講師もいます。
本当に彼らのよいな講師に任せて良いのか、正直、悩むポイントだと思います。

大学受験を考えて通うならば、講師、金額など多方面から、判断することが重要になってきます。
高いから良い、安いから悪い、という単純な二元論で片付けないようにしましょう。

浪人生は塾?予備校?どちらが良いのか

浪人生は塾、予備校

浪人生は塾、予備校のどちらが良いのかという事について記載しています。

宅浪では受からない

先程まで述べてきましたように、予備校にも塾にも、とにかくお金が掛かります。
しかし、かわいい我が子が大学に受かるため。

浪人期間を無駄にしないためにも、多少の出血を、親御さんは強いねばなりません。
100万円か、それとも150万円か、幾らになるかは分かりません。
しかし、とにかくそれくらいのお金を払ってでも、何としてでも浪人生は自分を縛らなければなりません。

「宅浪で受かる」という可能性は、ほぼゼロパーセントと思ってください。
よって、浪人してしまったら、予備校・塾どちらかに行くしかありません。

浪人生は予備校がオススメ

さて、浪人生が通うならば、結論から言えば、私は予備校の方がオススメです。
浪人生が塾に入ることが不可能ではありません。

ただ、問題なのが、講師、教室の方にあります。
「何も塾が悪い」という事ではありませんので注意してください。

どうしても、塾の対象年齢は、基本的に小学生・中学生までが対象です。

そちらをメインにしていますから、教室が開くのが3時、4時からになってしまい、時間が有り余っている浪人生が朝から勉強できる環境ではないということが1つ目。

2つ目に、小中学生も通いますから、勉強にしっかりと打ち込める環境が整えられていないことがある点。

3つ目に、大学受験は学ぶことが膨大ですので、「どの単元をどの順番で教えるのか」「どこを教えて、どこを教えないか」といった授業戦略が、講師側に求められるのですが、この効率性の重視を、この間まで高校生だった大学生講師が出来るのかという点。

以上の三点を考えると、やはり浪人生は、多少金額が高くなることを覚悟の上で、予備校に通った方が良いでしょう。

予備校と塾のまとめ

予備校と塾のまとめ

予備校には、予備校の良さがあり、塾には塾の良さがあります。
猛者は、予備校と塾の両刀使いをしている人もいます。

その人たちが、塾と予備校、それぞれに何を期待しているのか?
塾では、無料で補習を受けられる機会を活用して、自習に繋げる事が出来るのを期待しています。
また、質問のしやすさを活用して、分からない点を解決したり、そういう「塾だからできる」ことを積極的に活用しています。

予備校講師は講義が終わるとすぐに別の校舎に行ったり、講義を受けている多くの生徒の質問応対に追われていたりと、なかなか質問しづらい状況もありますので、その点を塾でカバーするのです。

そして、予備校に求めるのは、当然ながら純粋な受験指導。
予備校で受験のための実力を身に付け、塾でその実力を徹底して磨いていく。
こういう両刀使いをする受験生もいます。
それぞれの良さ、そして、苦手なところをうまく見極めて、どちらに通うのかを考えましょう。

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