安い塾

毎月かかる、塾の費用。
決して、バカにできる負担ではありません。

安い塾に通う、ということが出来るのか。
また、安くするための方法とは、どんなものか。

当ページでは、安い塾について記載していきます。

Contents

塾の費用は安くできるの?

毎月かかる塾の費用は、「出来れば、少しでも安く抑えたい」というのが本音でしょう。
では、どうやったら、安くすることが出来るのか?

安い塾の月謝・料金は、どれくらい?

一口に塾と言っても、世の中には大手経営の塾から個人経営の零細塾まで様々です。
個人経営の塾だと、ホームページもなく、周辺に配るチラシしか情報がないため、行かないと分からないということが多いと言えます。

具体的にこれらくらいという金額は中々出せませんが、安い塾だと、月謝が1万円を切る塾もあります。
個人経営を見ているとキリがありませんので、ここは大手に絞って調べてみましょう。

トライプラス(http://www.jnavi.jp/brand/592.html)が、一回3,000円前後、月4回通えば、12,000円になります。
学研教室(https://www.889100.com/price/) が週2回の通塾で、教科によって変動するので、あくまでも一つの目安として11,000円。
大体、どこも11,000円前後の料金が掛かるようです。

集団と個別塾は安いのはどちらか?

個別指導塾と集団塾、安いのはどちらかと聞かれたら、集団塾の方が安いと言えます。
個別指導では、講師一人に対して、生徒が1人から3人程度付きます。

きめ細やかなサービスが受けられる分、どうしても割高になりがち。
個別指導のパイオニアと言われる明光義塾(https://www.meikogijuku.jp/simulator/)は、一回当たり3,000円前後から開始です。

対して、集団塾となると、講師一人に対して生徒が10~30人程度と、個別指導の10倍の人数となっています。
集団塾の月謝は、1回あたり2000円からと、若干安い金額から始められます。

単純に金額だけを見れば、個別指導塾は集団塾より高めであることが分かります。
更に、個別指導塾でも、マンツーマンの場合と講師1人対生徒複数人の場合、前者の方が高額になります。

実際の金額は、塾によって異なります。
あくまでも、この金額は目安である事を心にとめてください。

これら授業料の他、入会金や、テキスト代や夏期・冬期などの特別講習、模試などの費用は、別途必要というケースが多いので注意してください。

塾の費用を安くする方法

一番塾の費用を抑える方法は、月額料金の安い塾に通うことです。
個別や家庭教師よりは集団塾、もっと言えば、塾通いをしないというのもあります。

塾に行かないという話は除いて、まずは料金の安いところに通うというのが方法です。
次に、入塾キャンペーンを活用する方法があります。

春、夏、そして、冬のそれぞれの時期は、家庭の勉強熱が高まる時期です。
塾も企業ですから、当然、入会者を増やすべく、キャンペーンを準備しています。

例えば、月々の料金を数ヶ月割引か1〜2ヶ月間無料か、もしくはキャッシュバックや図書券進呈など様々あります。
見た感じ、メリットが少ないと思われるかもしれません。

しかし、こういった小さな金額の積み重ねが、大きな金額になる事もあります。
そして、最後の方法は、長期休暇時の講習の取捨選択です。

春、夏、冬の大型連休には春季講習などの講習を受ける機会があります。
個別塾では、この連休時の講習を、教科毎に受講する単元など授業計画を説明します。

この時に注意して欲しい事が、社会と理科の暗記単元の受講です。
基本的にはこの2つは単に暗記して、問題慣れをする事で成績を上げていく教科です。

暗記しなければ始まらない教科ではありますが、わざわざ暗記を塾でしますか?
塾で受講しても、自分で準備して家で勉強しても、暗記は大差ありません。

もし、まったく覚えていない、というような状況であれば、受けるだけムダになります。
塾側も暗記は完了した前提で、「試験に対応する講習する」ことを目的にしています。

今の理科社会の実力はどの程度なのかを見きわめないと、ムダ金を払うことになります。

安い塾で受験の対策をするには?

安い塾で受験の対策

安い塾で、受験の対応をしてくれるのか。安い塾というのは大丈夫なのか。
それを考えていきたいと思います。

安い塾で大学受験を目指す

安い塾で大学受験を目指すのは、大学のランクによっては、厳しいものがあります。
偏差値が50程度の大学であれば、全国に点在しています。

当然、塾に勤めていらっしゃるアルバイト講師も、そのレベルの大学から来ています。
自分が在籍している、もしくは卒業した大学なので、内情を知っている人たちです。

このような先生方に教えて貰えば、当然、大学ごとのちょっとした裏技も会得できます。
しかし、いわゆる旧帝大を始め、地方国公立でも偏差値が60を越えてくる大学。

ここを目指している高校生にとって、先のような講師はレベルが低いのです。
結果、その大学対応の指導が出来ない、ということが間々あります。

特に、地方では、そういう事が多くあり、塾側も対処を急いでいますが、対応を待つのは現実的ではないでしょう。
安さに吊られるのではなく、まず、どこまでの偏差値幅の大学受験の対応が可能なのか。

これをきちんと話し、目指す大学以下の実績しかないのであれば、止めた方がいいでしょう。

安い塾で高校受験を目指す

結論から言えば、高校受験は生徒次第で、どこの塾も妥当な費用になると思います。
高校受験は全国一斉ではなく、都道府県の中でも一地方の中での戦いになります。

問題も標準レベルよりも、ちょっと高いレベルの共通問題が出題されます。
結果的に、この対策をしてくれるならば雑な言い方ですが、どこも大差ありません。

ただ、安い塾の落とし穴がここにもあります。
安い塾だとコース設定などがなく、全員一律の授業を行うことが間々あります。

ただ、偏差値の良い、賢い、進学実績のある高校に進もうというならこれで良いのです。
しかし、現実問題、そういう生徒ばかりではない。

浮き零れてしまったり、逆に、落ち零れてしまったりする可能性が安い塾ではあります。
特に、注意したいのが浮き零れたパターンです。

落ち零れたのであれば、塾側の補習や家庭学習を増やすなどして対応は可能です。
しかし、浮き零れたのは、進度が早い、レベルが高いからなので、それ以上の対応が望めません。

そうなってくると、多少高くても、そのような生徒を相手にしている塾を選んだ方が良いでしょう。
他にも、授業以外のサービス面はどうなっているのかも確認しておきたいところです。

ある程度のサービスを犠牲にして安くしていますので、犠牲にして良いサービスなのかをキチンと考えましょう。

安い塾で中学受験を目指す

中学校受験を安い塾で対処してもらうというのは、塾の指導力に拠ります。
例えば、小学生でも毎日勉強する習慣が付いていて、分からない箇所だけを教えてもらうというような塾の使い方が出来る。

そういう生徒であれば、安い塾であっても、小学校の授業内容を大きく逸脱しない試験問題が出題される学校ならば、対処が可能かと思います。
しかし、逸脱する学校ではそう上手く行きません。

基本、中学受験を考える塾は、先取りをメインに行います。
教科書の内容を先へ先へと進め、家庭で宿題を使って復習し、定着させます。

受験までに余裕を持たせ、試験内容の範囲まで終わったタイミングで演習を始めます。
逸脱の度合いによっては、生徒では管理しきれないことが多いので、塾が欲しいのです。

しかし、特にサービスを削っている安い塾では、塾側も同じなのです。
逸脱する内容を教えるに足るスタッフがいなかったり、進度を管理できなかったり。
安かろう、悪かろうではありませんが、高い金額は、それ相応のサービスがあります。
中学校受験では、これを念頭に置いてください。

本当に、志望校の受験に対応してくれる塾なのか、それを見てください。

安い塾で小学受験を目指す

安い塾で、目標の小学校受験を目指すのは至難の業、というのが本音です。
断っておきますが、安い塾が悪い、と言うわけではありません。

安い塾でも、受験コースが用意されていて、実績を上げられている塾もあります。
目指す学校への実績があるならば、高くなりがちな費用を抑えるためにも、そんな塾へ通ってみてほしいと思います。

繰り返しになりますが、安い塾というのは、サービスを犠牲にしています。
実績があっても、塾側の想定している志望校とミスマッチする可能性があります。

実績があるが安い塾というのは、特定の小学校の試験対策を徹底して打つことで、安く仕上げているのです。
それこそ、他の小学校なんて知りませんのレベルです。

私立小学校は、レベルも求められる人物像も千差万別です。
塾側も徹底して、そのレベルや人物像に育てるように工夫をしてくれます。

しかし、それが他の小学校でも通用するかと聞かれるとそうではありません。
何が何でも、どこでもいいから何が何でも私立へと思うなら、それで構いません。

しかし、そのような、とりあえず私立小学校へ行かせよう方針では、決めた志望校へ合格するのは相当難しいでしょう。
また、受験コースが用意されていても、名ばかりというのが、安い塾には間々あります。

英語塾の費用を安くする方法

英語塾の費用を安くする方法

英会話教室も英語塾も、大手よりは中小・個人の方が安くなります。
授業料が同額でも、大手にはマスター出来るだけのノウハウの詰まったテキストがあるので、その分高額になります。
さて、その英語塾の費用を安くするためには、どうすれば良いのでしょうか。

安い英語塾のTOEICやTOEFLの対策は?

多くの英語塾では、TOEICとTOEFL専門、英検、そして英会話と分かれています。
そこで、入ってくる人の目的に合わせ、コースを組み、授業料を安く仕上げています。

流石に、大手の英語塾ですと、イーオンは年間で50万円くらいします。
しっかりと、高得点にしてくれるだけの指導力、指導者もキチンと英語を習った方なので、効果は期待できます。

また、時間の取れない方であれば、オンラインの英語塾というのもあります。
DMM英会話であれば、月額5,500円から可能ということで、非常に安い金額です。

マンツーマンでしてくれるということも嬉しいところでしょう。
対策をしてくれる事もですが、何よりも一番考えなければならないのが、どの程度の英語力が必要なのかという事です。

海外へ出て働くビジネスマンが日常英会話程度では、実力不足でしょう。
そうなると、多少高くともちゃんとしたプランニングでしてくれる塾を選択すべきです。

逆に、「ちょっと英語を楽しみたい」「日常会話程度で大丈夫」というのに高額な費用を払い、塾に通う必要性は、それほど高くないでしょう。
通い始める前に、どの程度を目的にするのか、また、何を目的にするのかを考えると、適切で安い塾が見えてきます。

安い塾のまとめ

安い塾のまとめ

受験対応の塾にしても、英語の塾にしても、結局は、何を目的にするかです。
ただ、費用が安いから良いではなく、講師の評判はどうなのか、カリキュラムはどうなっているのかを吟味してください。

安かろう、悪かろうの塾に入ってしまっては、いくら安いとは言え損でしょう。
多少高くても、成績がグンと上がったという評判の塾であれば、費用に見合っていると言えます。

また、授業以外のサービスが充実している塾など、本当に金額とサービスが見合っているのかを考えましょう。
絶対に、金額の多寡だけで考えないこと。それが安く、良い塾を探すコツです。


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