学校の成績がなかなか上がらない時、学習塾や家庭教師に頼る事が考えられます。
学習塾であれば、近所の所に通うだけで探し方は簡単です。
しかし、家庭教師の探し方については、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。
家庭教師を雇う方法としては、大きく分けて2つあります。
1つ目は業者と契約して派遣してもらう方法、2つ目は個人契約で雇う方法です。
今回は、家庭教師の探し方についてご紹介していきます。
家庭教師を探すポイントを知り、選んで良かったと思えるような家庭教師を雇いましょう。
Contents
家庭教師の探し方と気を付けるポイントとは?
実際に家庭教師を探そうと思った時、どうすれば良いのか分からない方も多いと思います。
家庭教師を探す際にまず考える事が、業者と契約するか個人契約をするかという事です。
業者依頼、個人契約には、それぞれメリットとデメリットがあります。
お互いの特徴を踏まえた上で、どちらと契約するか選択しましょう。
また、家庭教師の特徴として、先生によって指導の腕がまちまちである事が挙げられます。
学歴が良ければ指導の腕も良いというイメージがあります。
しかし、学力と指導力はそこまで比例することはないため、実際に授業を受けてみない事には分かりません。
家庭教師の探し方は?
では実際に、家庭教師の探し方とは、どのようにすれば良いのでしょうか?
基本的に、家庭教師を雇う際は業者に依頼した方が無難です。
業者に依頼した方が、探すのが楽という事もあります。
しかし、個人契約の場合トラブルが起こりやすい可能性や体験授業が出来ない事があるため、あまりオススメ出来ません。
もちろん、個人契約のメリットもありますが、基本的には業者に依頼することを考えましょう。
個人契約の場合は自ら担当してもらう先生を探す必要があるため、自由度が高い反面慣れていないと難しいです。
家庭教師センターの家庭教師の探し方は?
業者を介して家庭教師を雇う場合、業者と契約をする必要があります。
まずは、家庭教師の派遣業者に問い合わせをしましょう。
業者を介する場合、長ければ1か月ほど無料で体験授業が出来る事があります。
そこで家庭教師というやり方が子供に合っていると感じれば、条件に合った講師を選んで契約する事になります。
業者に依頼する場合、先生を変更しやすい点がメリットです。
指導の方針などが子供に合っていないと感じた時には、業者に連絡して交代してもらえないか問い合わせましょう。
個人契約の家庭教師の探し方は?
個人契約の家庭教師を探す方法には、掲示板や仲介サイトを活用する事が挙げられます。
希望する先生の授業料や指導科目、学歴などの条件を指定し、投稿して連絡が入るのを待つ方法です。
また、逆に先生が生徒を募集している内容の投稿を探し、条件に合った先生と契約する方法もあります。
その他には、大学で家庭教師を紹介してもらう方法があります。
大学の教務課に行き、家庭教師を雇いたい旨を伝えれば紹介してもらえます。
その大学の学生が家庭教師をする事になるため、あまり評判の良くない大学の場合は避けた方が良いかもしれません。
質の高い家庭教師の探し方で気を付けるポイントは?
指導の腕が良い家庭教師を探す際は、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?
気を付けるポイントとしては、指導経験の有無が挙げられます。
一度も生徒を指導した経験が無い先生より、指導経験が豊富な先生の方が当然教え方は上手な場合が多いのです。
家庭教師を探す際は、まず指導経験があるか確認すると良いでしょう。
また、出来るだけ熱意のある先生を選ぶ事も重要です。
こちらはプロフィールなどでは分かりませんが、体験授業や面談を通して把握しておきましょう。
教育学部の大学生など、教師志望の学生は指導のノウハウを付けるために家庭教師をしているという人もいます。
その場合は、比較的熱心に指導してくれる事が多いようです。
家庭教師を探す際に学歴は重視すべき?
家庭教師を探す際に学歴が重要かどうかは、教わりたい内容によります。
高校受験を控えた中学生や高校生の指導を任せる場合、ある程度の学歴が無いと指導に支障が出る可能性があります。
一方で、小学生の指導を任せる場合であれば、学歴はあまり関係ありません。
学歴と指導力はそこまで関係なく、実際はコミュニケーション能力の方が重要です。
たしかに、知識に対する理解が深ければ深いほど、分かりやすい解き方を教える事は出来るかもしれません。
ただ、小学生レベルの問題では人によって、そこまで差が付く事はないでしょう。
基本的に、学歴などの条件が良いほど授業料も高いため、小学生に学歴の高い先生を付ける事は正直もったいないと言えます。
個人契約の家庭教師を探す事のメリット・デメリットは?
個人契約の家庭教師を探すメリットとしては、授業料が安い事が挙げられます。
業者契約の場合は、先生に支払う授業料に加えて業者に支払う仲介手数料などが多く掛かります。
そのため、個人契約の方が比較的安いと言えます。
また、個人契約の場合は先生を選びやすい点もメリットです。
業者から派遣される場合では、ある程度の条件指定しか出来ません。
しかし、個人契約の場合は理想に合った条件の先生と直接契約を結ぶ事が出来ます。
デメリットとしては、体験授業などの制度が無い事が挙げられます。
個人契約の場合、契約されていない状態での授業が出来ません。
そのため、体験授業を行う事なく、すぐに契約する事になります。
また、先生の質が保証されていない事もデメリットです。
個人契約の家庭教師は、非常に簡単な試験のみで登録する事が可能です。
実際に授業を受けてみるまで、どの程度の指導力があるか把握する事が出来ません。
また、業者の場合は子供と先生の相性が合わなかった場合は、比較的簡単に変更出来ます。
しかし、個人契約の場合は、一旦契約を解除してから他の家庭教師と契約する必要があります。
家庭教師のバイトの探し方は?
ここまで家庭教師を雇う側の探し方をご紹介してきました。
今度は家庭教師として雇ってもらう方法についてご紹介します。
家庭教師のバイトをする場合、トライや学研などの派遣会社に仲介してもらう方法と個人契約する方法があります。
派遣会社に仲介してもらう場合、家庭教師専用の派遣会社登録サイトにて、複数の業者を一括登録する方法が多く取られます。
登録後に仕事の紹介が入れば業者を介して契約をするという流れで、仕事が入るまで気長に待つ必要があります。
個人契約の場合も、個人契約を取り扱うサイトを利用する事がほとんどです。
プロフィール登録をして仕事依頼の連絡がくれば直接契約するという流れとなっています。
しかし、個人契約の場合は、仕事を探す事は比較的難しい現状にあります。
家庭教師の生徒の探し方は?
家庭教師の生徒の探し方としては、基本的にサイトに登録して待つ事です。
派遣会社に仲介してもらう場合は、登録後に依頼が入れば自動的に担当する生徒が決まります。
個人契約の場合、生徒を探す事は難しいです。
生徒募集の掲示板などに投稿し、自発的に生徒を探す必要があります。
また逆に、家庭教師を募集しているサイトから生徒を探すという手もあります。
教科や住所など、条件に合った生徒を見つけ、連絡を取って契約をする流れになります。
家庭教師の探し方まとめ
家庭教師の探し方は、業者に依頼する場合と個人契約の場合で異なります。
どちらも家庭教師に変わりはないですが、安全面や指導ノウハウの面から業者に依頼するのが一般的です。
しかし、個人契約の場合もメリットはあります。
授業料の安さがその特徴で、先生を選ぶ自由度も見逃せません。
個人契約の方法は様々で、インターネットを活用する方法、大学で紹介してもらう方法、個人経営の家庭教師に直接問い合わせる方法などがあります。
それに対し、業者に依頼する場合は条件を伝えるだけと非常に簡単です。
どちらを選ぶかは自由ですが、よく分からないという方は、とりあえず業者に依頼した方が良いでしょう。