塾と差し入れ

いつもお世話になっている塾に、差し入れを持っていこうと考えた事はありませんか?
季節講習などの忙しい時期や志望校合格後のお礼など、差し入れを持っていこうかと悩むタイミングは意外と多いものです。

実際に差し入れを持っていくにしても、どのような品物が喜ばれるのか難しい所ですよね。
今回は、塾に持っていく差し入れについてご紹介していきます。

もしかすると、差し入れによって今まで以上に塾との良い関係を築く事が出来るかもしれません。

Contents

塾に差し入れを持って行ってOK?

そもそも、塾に差し入れを持っていくのはOKなのでしょうか。
結論から言うと、塾に差し入れを持っていくのは大丈夫ですので安心してください。

受け取りを断られる事もほとんどありません。
また、あまりに変な品物でもなければ、喜んでもらえるでしょう。

ただ、在校生の生徒が差し入れを持っていく場合、受け取りを断られる可能性があります。
最近では、風紀上の理由で講師と生徒間が必要以上に仲良くなる事を防ぐため、生徒からの贈り物などの受け取りを一切拒否している塾も存在します。

その場合は、生徒からではなく、保護者の方から渡すようにしましょう。

塾の先生への差し入れには何を持っていけば良い?

塾の先生への差し入れには何を持っていけば良い

実際に塾へ差し入れを持って行く時、何を持っていけば良いのか悩む所です。
お菓子や軽食など、他の保護者から受け取っている可能性のある物は、渡し辛いと思うかもしれません。

差し入れの品物については、軽くつまめるものが無難でしょう。
忙しい時期の講師の方は、休憩時間も生徒からの質問や次の授業の準備に追われ、まともに食事を出来ないという場合もあります。

差し入れの量については、その塾の講師全員に行き渡る位の量が理想的です。
とは言え、当日に出勤していない講師の数まで、全て把握する事は難しいと言えます。

そのため、分からなければ少し多めに、もしくは当日いる講師分だけでも良いと思います。

保護者が塾に差し入れを持っていく場合

保護者が持っていく差し入れでオススメなのは、サンドイッチやおにぎりなどの軽食です。
忙しい時にでも片手間に食べられるという点が嬉しいです。

サンドイッチの中でも特に差し入れで多いのが、カツサンドのようです。
少ない時間に出来るだけお腹を膨らませておきたいので、中身はボリュームのある具の方が人気なのでしょう。

また、栄養ドリンクを差し入れするのもオススメと言えます。
こちらも同じく、短時間でエネルギーを補給出来る点が人気なようです。

生徒が塾に差し入れを持っていく場合

生徒が塾に差し入れを持っていく場面としては、志望校合格後のお礼や、遠足・修学旅行のおみやげなどでしょうか。
合格後のお礼としてオススメの差し入れは、お菓子です。

理由としては、受験シーズン終了後に渡す事になり、塾としてはそこまで忙しくない時期で、かつ他の生徒や保護者からも大量に差し入れされている可能性があるからです。

出勤している講師の数が少ない、また大量の差し入れに消費が追い付いていない可能性があります。
そのため、出来るだけ日持ちのするものを選びましょう。

塾にもっていくおみやげとしてオススメなのはボールペンです。
修学旅行のおみやげなどは、多くの生徒から一斉に渡される事になります。

そのため、出来るだけ同じようなものは避けたいですよね。
ボールペンであれば講師の方は全員使いますし、何より安価です。

お菓子を持っていくのも良いですが、こちらも日持ちのするものを選ぶようにしましょう。

塾に差し入れを持っていくメリット・デメリットは?

塾に差し入れを持っていくメリット・デメリット

塾に差し入れをするメリットは、塾との関係を良くする事が出来るかもしれない事が挙げられます。
差し入れをして媚びを売るというわけではありません。

しかし、やはり定期的に差し入れを持ってきてくれる保護者の方には、決して悪い印象を持ちません。
また、講師の方の疲労回復やモチベーション維持を手助けする事で、間接的に授業の質が上がるかもしれないのです。

目に見えて効果が表れる事は少なくても、差し入れを食べるために授業を献身的に行ってもらえたら嬉しいですね。

デメリットとしては、金銭的な負担が挙げられます。
たかが差し入れとは言え、講師全員分となるとそれなりの費用がかかります。

また、差し入れをしたからと言って、自分の子供だけを優遇してもらえる事はほぼありません。
あくまでも、差し入れは疲れた講師の方への気遣いだという事を忘れないようにしましょう。

塾に差し入れを持っていく際の注意点とは?

塾に差し入れを持っていく際の注意点

塾に差し入れを持っていく際に注意する事として、賞味期限や消費期限が挙げられます。
塾によっては、保護者から多くの差し入れをもらい、その消費が追い付いていない場合もあります。

お菓子などを選ぶ際は、おせんべいなど期限が長いものを選ぶと良いでしょう。
また、軽食を持っていく際の食中毒対策にも注意する必要があります。

塾によっては、夏場などは蒸し暑い待合室などに差し入れを保管する可能性もあります。
その際は保冷剤などを一緒に入れておくか、冷蔵庫で保管するように頼んでおきましょう。

夏場はお菓子や栄養ドリンクなどを差し入れにした方が無難かもしれません。

中学受験のための塾には差し入れを持っていくべき?

中学受験のための塾には差し入れを持っていくべき

中学受験のための塾では、他の学習塾に比べ差し入れの頻度が多いと言えます。
理由としては、やはり自分の子供を優先的に教えてほしいから、といった所でしょうか。

しかし、その場合でも、必ずしも差し入れを持っていく必要はありません。
塾というのは全ての生徒を平等に見るべきで、差し入れくらいで対応を変えていては、その塾はダメだと言わざるを得ないでしょう。

ただ、もちろん持っていっても何も問題ありません。
塾との関係が良くなるのは決して悪い事ではありません。

そのため、あくまで講師の方のためという意識を持っていれば、差し入れをする事はとても良い行いだと思います。

塾に差し入れのまとめ

塾に差し入れのまとめ

塾に差し入れをする保護者の方は、意外と多いのです。
季節講習や受験終了後などそのタイミングは様々で、中には何もなくとも定期的に差し入れしてくださる保護者の方もいます。

講師としても、差し入れはエネルギー補給やモチベーション維持に繋がります。
また、授業に向けたやる気が出ます。

ただ気を付けてほしいのが、利益を求めてはいけないという事です。
差し入れをしたからと言って、自分の子供が優遇される保証はありません。

あくまでも、差し入れは講師の方のためを思って行うものです。
また、持っていく品物にも少し気を配る必要があります。

夏場は生ものなど傷みやすい食品は避けましょう。
塾に差し入れを持っていく事は、決して悪い事ではありません。

講師の方に喜ばれるような品物を選んで、塾とより良い関係を築きましょう。


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