集団塾

最近の塾の流行りは、生徒一人ひとりを見てくれる、個別指導になりつつあります。
一対一から一対三まで多様ありますが、集団指導は廃れてしまったのか。

今回は、集団塾と個別塾の違い、メリット・デメリットについて記載していきます。

集団塾はどんなところ?

改めてまずは、集団塾とはどういう場所なのかという事から説明を始めましょう。

個別の塾と集団塾の違い

集団塾にて、先生が指導する人数は5~6人が目安ですが、もっと多い場合もあります。
しかし、授業の進み方については、どこの塾もあまり遜色ありません。

基本は、全員一律で学校の授業の先取りを中心に進めていきます。
教科も固定的で、1年2年は国数英、3年で理社が入ってくるようになります。

宿題は、全員のレベルを維持するために、かなり多くなりやすい傾向にあります。
授業のスタイルは学校と同じで、一人の先生が講義を行う形になります。
そのため、ついていける生徒、いけない生徒が出やすいという事があります。

集団塾におけるメリット

集団塾の一番のメリットは、自分の立ち位置が存在するということです。
レベルの高い高校を目指す生徒にとって、成績というのはかなり重要な要素です。

しかし、それが個別指導で地道にコツコツとでは、競い合う環境になりません。
大勢の中で、競い合い上へ目指すという環境が、合格実績を創っていきます。
この点は、大手や中小の個人塾共にカリキュラムがしっかりとしています。

また、費用が安いという事が挙げられます。
実は、塾の授業のほとんどは、指導する講師に充てる人件費です。

個別指導になると、どうしても人数が必要になるので、1回あたりの金額が高額になります。
大勢を一人で指導するならば、教室のスタッフの人数が減ります。
結果として、1回あたりの金額を安く抑えることが可能なのです。

集団塾におけるデメリット

集団塾のデメリットとは、授業の進度が早いということが挙げられます。
高い志望校を考える中高生ならば、それはプラスに働きます。

しかし、裏を返せば、高い志望校ではない中高生にとっては、苦痛でしかないということ。
日々の学校の授業だけでもいっぱいいっぱいなのに、塾の宿題が追加されてしまいます。

これを全て十分に終わらせないと、塾の講義が分からなくなります。
出来ない子、勉強が苦手な子は、それの繰り返しになっていまいます。

もう一つ、集団塾のデメリットは、教科の選択の自由度が低いということがあります。
スタッフの人数を限ると、やはりすべての教科に対応することが難しくなります。

中高生が全員、国数英が苦手、受験に必要と言われたら、そんなことはありません。
中には、理社が苦手だったり、受験に全く使わなかったりする生徒もいます。

しかし、集団塾では、テスト前でしか実施してないという塾も少なくありません。
このあたり、自由に教科が選べないというのが、集団塾のデメリットです。

個別指導と集団塾はどっちが良い?

個別指導と集団塾はどっちが良いのか

では、個別指導と集団塾、どちらの方が良いのでしょうか。
受験を考えた時に、個別指導か、集団塾かを考えていきましょう。
ここでは、予備校も集団塾の一つの形態として考えていきます。

大学受験をするなら個別?集団塾?

大学受験を考えるならば、集団塾、特に予備校をオススメします。
決して、個別指導では大学受験が出来ないという事ではありません。

しかし、大学受験ならば、集団塾の方がメリットを享受しやすいでしょう。
集団塾、特に大手塾や予備校になれば、それ専用のカリキュラムを持っています。

長年、受験生を指導してきたキャリアのあるプロ講師が指導するというのも魅力です。
先に挙げた通り、集団の中で競い合っていくというのは、刺激になることでしょう。
スタッフやカリキュラムの面を考えると、集団塾に軍配が上がります。

ただ、これは一律で国立大、それも難関の大学受験を考えるならばの話です。
偏差値50くらいの大学になると、津々浦々にありますので対策が難しくなります。

キャリアがある講師でも、全ての大学の全ての学部の対策が出来るわけではありません。
そこは、集団塾として、ある程度付いてこれない生徒を切り捨てて成立しています。

他にも、試験形態が、推薦入試やAO入試など大学受験は多様化しています。
一律の筆記試験以外があるならば、個別指導で独自に対策をしてもらう方が良いでしょう。

高校受験を考えるなら個別?集団塾?

高校受験も、大学受験と同様に考えて良いでしょう。
高校の推薦入試には、面接や小論文など、高校の独自色の強い試験が課されます。

それに一律の対策しかしていないのでは、偏差値の高低を問わず、突破が難しいでしょう。
カリキュラムも、最近は集団に負けないようなモノが作られています。
そこに個別指導ならば、生徒の得手不得手から時間数や回数の調整が可能です。

しかし、レベルの高い学校へ行こうと思うならば、やはり揉まれた方がいいでしょう。
一人で黙々と課題を終わらせていくのでは、自分の立ち位置が分かりません。

是非、他の生徒と比べ合い、競い合って実力を確認していきましょう。
負けたくないというガッツがある生徒は、やはり集団塾の方が適しています。

集団塾と個別指導向いているのはどっち?

結局のところ、目的云々や生徒の元々の学力で考える事ではないようです。
生徒の性格が積極性なのか、それとも消極性なのかで考えるべきかもしれません。
そして、もう一つが、時間が確保出来るのかどうかです。

集団塾の大勢で授業をして、どんどん進めていくというのは、ガッツのある生徒向きです。
しかし、勉強する意欲はあっても、時間が確保できない子は集団塾には不向きです。

部活で忙しいとなると、その授業が飛び飛びになってしまい、付いていけなくなります。
もちろん、勉強する意欲のない子、習慣づけがされていない子というのも、集団塾は大変です。
また、積極的に質問していくことが難しい子も、個別指導向きの生徒です。

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。
大切なのは、塾に通う生徒と塾に所属する講師との相性です。

まずは、見学・リサーチなどを事前にしっかり行った上で、塾へ赴きましょう。
そこで、どんな授業が行われるか、実際にカウンセリングを受け、判断していきましょう。

集団塾の月謝・料金はどれくらい?

集団塾の月謝・料金

塾予備校ナビを参考にしました。
集団で授業を行っている塾は、全国的に各地に点在していますので、あくまでも参考です。

集団塾の費用は、週3の通塾で、大体3~5万円程度のようです。
個別指導塾が同じ回数の通塾で、4~6万円程度、家庭教師も同額程度のようです。

それを比較すると、やはり集団塾は個別指導に比べると安くなるようです。

集団塾のまとめ

集団塾のまとめ

最近、集団塾という経営方式、指導形態というのは、減りつつあります。
個別指導も集団塾と変わらない質のスタッフ、カリキュラムを組み上げています。

それを生徒専用にカスタマイズ出来るのですから、個別指導は自由度が高いと言えます。
そうすると、多少割高でもずっと付き合ってくれる個別指導が好まれるのは当然です。

しかし、それでも集団塾に通うメリットは存在します。
大勢の中で揉まれ、成長していく感覚は、決して個別指導では味わえません。
同じ目的を持った同世代と一緒に戦っていく連帯感も集団ならではです。

集団の中で前へ前へと進みたい方、ぜひ集団塾へ通って下さい。

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