塾がうるさい

塾の生徒がうるさくて、授業がスムーズに行えない事はありませんか?
塾に入ってくる生徒には、様々な事情があります。

自分から勉強したいと思って入った生徒や、あるいは親から無理矢理入れられた生徒など、生徒によって授業態度が違うのはある意味当然の事と言えるかもしれません。
例え、うるさい生徒でも、お金をもらって預かっている立場としては、なかなかむやみに扱えないですよね。

しかし、だからと言ってうるさい生徒を放っておいては、他の生徒への迷惑にも繋がります。
今回は、塾の生徒がうるさい場合の対処法についてご紹介します。

注意してもなかなか改善しにくいこの問題、諦めていては生徒の授業への満足度にも影響してくるので、しっかりと向き合いましょう。

Contents

塾のうるさい子・生徒にはどうする?

では実際に、塾のうるさい生徒に対してどう対処すれば良いのでしょうか?
まず考えられる事は、ペナルティを与える事です。

うるさくしたら宿題を増やすなど、一時的なその場しのぎには使えます。
次に、授業態度によって教室を分ける事が考えられます。

悪く言ってしまえば隔離ですが、真面目に勉強したい生徒の事を考えると、これが一番有効かもしれません。
最後の手段としては、親へ連絡を入れる事が挙げられます。

小学生の場合、まだ親は絶対的な存在である事が多いのです。
親から注意を受けると分かれば、静かにする生徒もいます。

しかし、親からしてみれば、子供の事を悪く言われて良い気はしません。
場合によっては、クレームに繋がる危険もあるので、あくまで最後の手段として使いましょう。

塾のうるさい小学生への対処は?

塾のうるさい生徒が小学生の場合、有効な対処法はあるのでしょうか?
小学生の生徒はまだ分別をわきまえていない事も多く、静かに授業を受けてくれる子は少ないのです。

小学生の生徒をうるさくしないためには、まず講師自身が舐められない事が重要と言えます。
生徒と仲良くなるのは良いですが、友達のような雰囲気にならないよう注意しましょう。

授業中に使える対処法としては、ご褒美を与える事が考えられます。
このプリントを解いたら怖い話を聞かせてあげるだとか、10分以内に終わらせたら宿題を減らすなど、こんな事かと思うかもしれませんが、意外と言う事を聞いてくれます。

塾のうるさい中学生への対処は?

塾のうるさい生徒が中学生の場合、対処は格段に難しくなります。
中学生にもなると、授業も難しくなり勉強嫌いな生徒が多くなります。

自分の考えも出来てきて反抗期の子もいるので、親を介した解決には期待出来ません。
うるさい中学生の対処法としては、ごまかしはなしでしっかり叱る事が重要です。

集団でうるさくしている場合、一人ひとりにしっかり叱らないと効果はありません。
授業中に叱ってしまうと、他の生徒の授業時間が減ってしまうので避けましょう。

また、ペナルティを与えることも有効です。
中学生にもなれば損得を考えて行動できる子も多いため、叱っても改善しない場合は取り入れると良いでしょう。

塾で授業中にうるさい原因は?

塾で授業中にうるさい原因

塾で授業中にうるさい原因としては、生徒同士の仲が良い事が挙げられます。
一見良い事のようですが、言ってしまえば勉強をする上で友達は必要ありません。

仲の良い生徒同士で席を固めないように、あらかじめ席を指定しておくのも有効です。
また、生徒に舐められている講師の授業では、当然うるさくなる可能性が高いと言えます。

実際に筆者が講師をしていた時、生徒から怖いと言われる講師の方の授業は静かでした。
怖いと思われろとまでは言いませんが、せめて舐められないように毅然とした態度を貫きましょう。

塾でうるさい親にはどうする?

塾でうるさい親にはどうする

ここまで生徒がうるさい場合についてご紹介してきました。
ここでは生徒の親がうるさい場合、いわゆるクレームへの対処法をご紹介します。

教育関連の職場でクレームが多い事は有名です。
塾も例外ではなく、働く上で保護者へのクレーム対応は身に付けておく必要があります。

保護者への対応として心掛けておくことは、生徒を信じ過ぎないという事です。
残念ながら、子供はいつも正しいことを言っているとは限りません。

自分に利益がないと分かっていても、なぜか嘘をついてしまう子はいます。
保護者が耳にする塾の情報は、全て子供から入ってくるものです。

クレームが来た場合には生徒を介して解決しようとするのではなく、電話でもいいので直接やり取りするようにしましょう。
また大学生講師の場合、自分の立場をよく理解しておく事も大事です。

たとえ高校を卒業したばかりの未成年でも、保護者から見れば子供を預ける先生です。
未熟だからと逃げ道を作らずに、責任感を持った行動をしましょう。

理不尽な要求に関しては、室長や他の講師とよく話し合い解決しましょう。

講師一人の力だけではどうにもならない事も多いです。

マンションで経営している塾がうるさい場合は?

マンションで経営している塾がうるさい場合

個人塾の中には、マンションの一室で経営している所もあります。
子供が集まる以上どうしてもうるさくなりやすいため、近所迷惑に繋がるケースが多々あります。

同じマンションに住んでいてうるさいと感じた場合、まずはマンションの管理組合に連絡しましょう。
契約の際、利用が居住用に限られていた場合は契約違反ですし、そうでなくとも注意くらいはしてくれます。

それでもだめなら、警察を頼るのも手でしょう。
騒音被害の解決も業務の一環なので、対応してくれます。

経営者側の場合、生徒をおとなしくさせるのが第一です。
クレームが入れば塾の評判にも関わり、生徒数の減少に繋がる可能性があります。

辞められてからでは遅いので、早めに対処しましょう。

塾の生徒がうるさい場合のまとめ

塾の生徒がうるさい場合のまとめ

塾の生徒がうるさいという事は、他の生徒への迷惑になります。
結果として授業の満足度が下がり、生徒数の減少に繋がる可能性もあります。

円滑に授業を進めたいのなら、ハッキリ言ってしまえば、うるさい生徒はいない方が良いです。
しかし、お金を払って預かっている以上、そういうわけにはいきません。

生徒が何を不満に思っているか、うるさくする事でどうしたいのかを考え、生徒一人ひとりに合った対処法を見出しましょう。
うるさい生徒を減らすことは、講師だけでなく生徒の満足度も高められます。

しっかりとこの問題に向き合って、講師生徒共に有意義な時間を過ごせるようにしましょう。


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